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無料VRゲーム内広告の開発キット作成、約4億円の資金調達

ニュース

2016/06/02 07:00 更新

米ロサンジェルスに拠点を置くVRゲームスタジオLucid Sight社は、350万ドル(約4億円)の資金調達を行ったことを発表しました。興味深い点として、この資金はVRゲームの開発資金としてだけではなく、VR内広告のSDK(開発キット)の開発にも使われるようです。

約4億円の資金調達を行ったLucid Sight社

http://uploadvr.com/

VRアプリ向けの広告用SDK

スマートフォンアプリのビジネスモデルとしてユーザーからの直接課金ではなく、アプリ内での広告を収益源とする方法があります。主にツール系のアプリやゲームでもカジュアルゲームなどがこれに該当します。

Lucid Sight社はモバイルVRにおいても同様の事が起こると考え、VR内広告用SDKの作成に着手しています。気になるVR広告の仕様ですが、表示される広告そのものもVRコンテンツまたは360度動画となるようです。

VR広告の可能性

Lucid Sight社の初作品であるフライトアクションゲーム『PolyRunner VR』では10秒後にスキップオプションが現れる広告が表示されていました。

実際のところ、プレイヤーの30%は最後まで見ることを選択したとのこと。VRコンテンツの没入感がこの高い再生率を支えていることは間違いのかもしれません。Lucid Sight社はVRコンテンツの魅力はVRによって十分に伝えることができる、という見解を示しています。

この辺りは日本でも各社参入の機会を伺ってる企業は多いのではないでしょうか。しかしながら、一言にVR広告と言ってもどのような形が広告主とユーザーにとって望ましいのかまだまだ不透明な部分が多く、躊躇しているのが現状かもしれません。

ゲーム開発も続ける

VR広告への開発を進める事がすなわちゲーム開発を辞める事ではないようです。2016年末までに、Lucid Sight社から20作品のリリースが予定されています。

『PolyRunner VR』は現在Gear VRとHTC Viveでプレイ可能ですが、Oculus Rift版のリリースも待たれるところです。

また、現在Gear VR版のみとなっているパズルゲーム『Gumi no Yume』でも、その他のプラットホーム版が出ることも考えられます。HTC Viveのアクションゲーム『Space Bit Attack』もリリースされています。予定されているリリースプラン通り進めば、Lucid Sight社からはすぐにでも多くのリリースが期待できそうです。

それでは、また!

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