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VRデバイス出荷台数は2016年に2400%増と驚異的な伸び

ニュース

2016/06/11 07:00 更新

調査会社IDCは、仮想現実(VR)市場に関する調査結果を発表しました。

IDCの調査結果

同社は、VRハードウェアの出荷が急速に増えると見ていて、2016年における全世界のVRデバイス出荷台数を前年比2400%増と劇的な増加を予想している。まさしく「VR元年」と呼べる年になるのでしょうか。

そして、興味深い事に、その74%をスクリーンなしのVRHMD、つまりスマートフォンなどを利用するモバイルVRHMDが占めると予測しています。逆に言えばOculus RiftやPlaystationVR、HTC Viveなどは全体の出荷台数の3割にも満たないだろうという事です。

VRを利用する消費者や企業が増加すると、VR対応の一般向けアプリケーション、ゲーム、エンターテインメント、業務アプリケーションを提供するデベロッパーにもVRという大波に乗る十分な機会があるだろうと述べています。

VR市場について、IDC Chinaクライアントシステム調査担当調査マネージャーのNeo Zheng氏は、以下のように述べました。

「遠大なコンセプトからスタートしたVRだが、急速に現実の消費者および企業向けアプリケーションになりつつある。世界的な大手メーカーがVR市場に参入する影響で、市場は2016年後半に急成長するだろう」

また、IDCは、VRエコシステムを構成する各分野の状況を、次のように分析しています。

VRデバイス

3大トップVRメーカーであるOculus VR、HTC、ソニーが2016年にそれぞれのVRHMDをリリースし、スマートフォンメーカーもまたモバイル用のVRHMDを投入する。そして、PCなどに接続する事なく使用可能なスタンドアローン型VRHMDが登場することで、デバイス分野の競争はより一層激しい市場になるだろう。

VRコンポーネント

チップメーカーはハイエンドVRHMDとの互換性に優れたPC用チップを開発してきた一方で、スタンドアローンVRHMDの競争が激化し、Intel、Qualcomm、Allwinner Technology、Spreadtrum CommunicationsがモバイルVRソリューションに取り組んでいる。

VRコンテンツ

小さなゲームスタジオがさまざまなVRゲームをリリースしているのに対し、大手ゲーム開発会社はおおむね「様子見」していて、ベストセラーVRゲームはまだ登場していない。現在はコンテンツ不足だが、急速に増えるだろう。

VRプラットフォーム

ほとんどのVRデバイスメーカーが独自のアプリケーションプラットフォームを採用しているが、クラウドコンピューティングとビッグデータアプリケーションが発展し、大手プラットフォームサービスプロバイダがVR市場に参入すると、VRアプリケーションストアの分断が問題になる。その影響で、VRコンテンツは次第にプラットフォーム化され集約されていくだろう。

2016年、VRデバイスはもちろんの事、プラットフォームやそこに乗るコンテンツなど関連する多くの領域で少なくない変化が起こりそうです。

それでは、また!

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