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バーチャル・ポルノ市場2025年の推計値は10億ドル

ニュース

2016/02/04 07:00 更新

今年になりOculusのRiftやPlayStationVRなどVRを楽しむためのヘッドマウントディスプレイの製品版が予約を開始したり、販売時期が明らかになったりと様々情報がメディアを賑わせています。

VRに関する一般的なメディアの報道やカンファレスでの展示内容ではVRを楽しむコンテンツとしてゲームが用いられる事が多いですが、米国の調査会社によると、VRポルノは昨年から既に急成長しており、近い将来にはVRコンテンツ市場の中で3番目の規模になる見込みとのことです。

Webサイト分析ツールSimilarWebは、2015年のVR市場の動向を調査したレポートの中で、新興のVRアダルト業界は昨年大きく成長したと指摘しています。VRポルノを専門とする10サイトへの世界からのトラフィックを調べたところ、1月から11月までで202%増加し、ピークだった10月には324万件のアクセスがあったとのこと。

また同期間で、Oculusのサイトが全体のトラフィックのうち16.7%が参照リンクからで、そのうち2.7%がVRポルノサイトからだったようです。同様に、「Homido」という競合製品のサイトでは、トラフィック全体の27.6%が参照リンクから、そのうち51.4%に相当する約8万2000件のアクセスが「virtualrealporn.com」だけから送られたという。こうした傾向から、SimilarWebは「VRヘッドセットの勝者は、ポルノが決めるかもしれない」と述べています。

以前お伝えしたように、VentureBeatはSimilarWebの調査結果を引用したうえで、今年のどこかの時点でRift、プレイステーションVR、それにHTCの「Vive」(2月末に米国で予約開始、価格未発表)が出揃ったとき、ソニーのヘッドセットが競合2製品よりも不利になると予想しています。Riftはオープンなプラットフォームで、Viveも詳細は未定ながら、PC上で動作するソフトが開発可能になるとみられます。これに対し、ソニーはPS専用のデバイスであり、ソニーに承認されたソフトしか動作しないため、VRのアダルトコンテンツは排除される可能性が高いというわけです。

他方、別の調査会社Piper Jaffrayは、米国のVRアダルトコンテンツ市場は、2016年に1300万ドル、2025年には10億ドルの規模に拡大するとの推計値を示しました。2025年の規模で他のVRコンテンツカテゴリーと比較すると、1位のビデオゲーム(14億ドル)、2位のNFL(12億3000万ドル)に続き、アダルトは3位になるとみています。

これまでも、コンシューマー向けの新しい映像関連技術が普及する上で、アダルトコンテンツの利用者がアーリーアダプターとして大きな役割を果たしてきました。また、VHS対ベータマックス、Blu-Ray対HD DVDのように、競合する技術が同時期に登場したときには、ポルノが新しいプラットフォームの確立に貢献してきたとする見方もあります。

VRヘッドセットの普及に関しても、アダルトコンテンツとの親和性が影響することは間違いないのかもしれません。

それでは、また!

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