ドットVRロゴ

VRの最新情報をお届けするサイト『ドットVR』

グーグルがVR(仮想現実)に本格参入

ニュース

2016/02/19 07:00 更新

Google-Cardboard

https://ja.wikipedia.org/

英フィナンシャル・タイムズの報道によると、米グーグルは現在、仮想現実(VR:virtual reality)用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)端末を開発しており、今年中にも製品を発売する見通しということです。

同社にはAndroid搭載スマートフォンをHMD端末に組み込んで利用するタイプの「Cardboard」という段ボール製の組立式HMD端末があります。現在開発中のHMDもこれと同様ですが、本体はプラスチック製でより高品質のレンズやセンサーを用いるということです。これにより、 同じくスマートフォンを使うHMD「Gear VR」に対抗していく見込みです。

サムスンのGear VRは、同社のスマートフォン「Galaxy」シリーズと組み合わせて使う必要があり、その対応端末は数種に限定されされてしまいます。しかし、グーグルの新たなHMDはより多くのAndroid端末とともに使うことができるといわれており、その点は期待が持てます。

VR酔いを解消へ

仮想現実(VR)用のHMDには、Oculus VRが手がける「Oculus Rift」や、ソニー・コンピュータエンタテインメントが手がける「PlayStation VR」のようなパソコンやゲーム機と接続して使う本格的なものと、グーグルのCardboardやサムスンのGear VRのようなスマートフォンを利用する簡易的なものがあり、後者は「モバイルVR」とも呼ばれており、一部のアナリストの中では今後急速に普及するのは、このモバイルVRだと見られています。

ただ、モバイルVRにはコンテンツを視聴している際に乗り物酔いのような状態になる、いわゆる「VR酔い」の問題がOculus Riftなどに比べより大きくあります。

VR酔い

http://shiropen.com

この主な要因は、ディスプレイに表示される映像がユーザーの頭の動きよりも遅れる「レイテンシー」が生じることです。

そこでグーグルは開発中のHMDに高品質のレンズやセンサーを用い、新たなVR技術を組み込んだVR用Androidも同時にリリースする予定で、スマートフォンのセンサーやアプリに頼らない製品を開発し、VR酔いの問題を解消してく姿勢です。

なおフィナンシャル・タイムズによると、グーグルは新型HMDに関する同紙の取材に対しコメントを避けたとのことです。

ですが、同社のスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は先週行った決算発表の電話会見で、「Cardboardは仮想現実への取り組みの第一歩にすぎない。2016年は当社やパートナー企業からより多くのものが見られるだろう」と述べました。また同社の仮想現実事業は過去1年で規模が拡大したとも同紙は伝えています。

グーグル、仮想現実の事業部門新設

フェイスブックやサムスン、マイクロソフト、ソニーなどが仮想現実や拡張現実(AR:augmented reality)の分野で投資を続ける中、グーグルもこの市場に注目しています。例えば先頃、同社が仮想現実に特化した事業部門を新設したと伝えられました。

米国のテクノロジー系メディア、Re/codeによると、新部門の責任者には、これまで「Gmail」「Google Drive」「Google Docs」などの主要アプリと仮想現実の事業を統括してきたクレイ・ベイバー氏が任命されました。この人事異動により、同氏は今後仮想現実事業に専念することになるといいます。

VR/ARに参入が噂されている企業含めると、Apple、Google、Facebook、SONY、HTC、Samsungなど世界を代表するような名だたる巨人たちがすでに戦いを始めている事がわかります。

それでは、また!

オススメの記事

VR Lab

VRコンテンツのマネタイズ支援サービス『VR Lab』が設立

日本トイザらス

日本トイザらス、子ども向けVRコンテンツの提供開始

360度動画(VR)

【厳選!360度VR動画】本日のイッポン!Vo.19

Magic Leap

Magic Leap、リリース間近か?CEOが示唆

ポケモンGO

ポケモンGo、VR対応か。ライセンスが示唆

Motivator

関ヶ原演義など人気スマホゲーム運営会社、VR対応の新作を配信

Galaxy Gear 360

サムスン、4K相当の360度カメラを4万円台後半で販売開始

ジェリー・ヤン

Yahoo!共同創設者ジェリー・ヤン氏、VR分野へ積極投資

人気記事ランキング

1

なぜVRを体験すると酔うのか?VR酔いの正体とその対策

2

【永久完全保存版】360度VR動画まとめ(前編)

3

VRで斜視が治癒!医療におけるVRデバイスの可能性

4

アンケート結果:最もVRを利用したいのは「スカイダイビング」

5

【永久完全保存版】360度VR動画まとめ(後編)